ヨシヒロです。どうも。
今回はズバリ!心理的安全性の測り方をご紹介します。これからチームの心理的安全性を高めていきたい!と思っても、どんな方法で高めていけばいいのか?はたまた、どんな方法で高まったかを判断すればいいのか?正直、よくわかりませんよね。
どんな方法で高めるかはよさラボの2人のセミナーを受けたり、よさカードを使って会議をやってみるというのも1つの方法です。この記事では、それらを導入する前と後で、チームの心理的安全性がどう変わったか?を測れる方法をご紹介します。
Contents
心理的安全性とは?
まず改めて、心理的安全性とはなんぞや?という話です。心理的安全性とは、あるテーマについて、チームメンバーがお互い気兼ねなく発言しあえる場の雰囲気のことを指します。
こんなこと言いづらいな…という不安を感じることなく発言できる場は、まさに心理的に安全な場であり、個々の想いや価値観が活かされる場となります。チームの心理的安全性を高めるメリットはいくつもありますが、メンバーの発信がお互いに受け止めあえるようになり、より発信が活発になることが最大のメリットと言えます。心理的安全性を高めるメリットについてはこちらの記事も参考にしてくださいね。
心理的安全性を高める7つのメリットヨシヒロです。どうも。「心理的安全性」という言葉を見聞きしたことある日本人は、まだそれほど多くないのかもしれないなぁというのが個人的な感...
心理的安全性を測る7つの質問
心理的安全性の重要性は、Google社が生産性を上げるためにおこなった社内調査の結果公表がきっかけとなり、日本にも広まりつつあると思います。Googleのサイトre:Workにはこの調査の背景やサマリーが詳しく書かれています。
その中に、心理的安全性の度合いを計測する7つの質問があります。この質問は、心理的安全という考え方を提唱したハーバード・ビジネススクールのエイミー・C・エドモンドソン教授らが考案したものです。質問は以下の通り。
- チームの中でミスをすると、たいてい非難される。
- チームのメンバーは、課題や難しい問題を指摘し合える。
- チームのメンバーは、自分と異なるということを理由に他者を拒絶することがある。
- チームに対してリスクのある行動をしても安全である。
- チームの他のメンバーに助けを求めることは難しい。
- チームメンバーは誰も、自分の仕事を意図的におとしめるような行動をしない。
- チームメンバーと仕事をするとき、自分のスキルと才能が尊重され、活かされていると感じる。
(引用元:re:Work)
この質問、エドモンドソン教授の1999年の論文が元になっています。これらの質問に7段階の選択肢(強く当てはまる〜全く当てはまらない)を設け回答してもらうというのが心理的安全性の計測方法です。
社会科学や心理学の研究領域では、このような質問(アンケート)による調査を質問紙による調査といった言い方をするようですが、これを組織・チームに対して定期的に実施することで、心理的安全の度合いが定期的にはかれるかもしれませんね。
おわりに
ということで今回は、心理的安全性の測り方についてご紹介しました。心理的安全という考え方を提唱したエドモンドソン教授の計測方法ということで、いちばん王道の測り方なのかなと思います。
これ以外にも、いろんな測り方があるように思います。例えば業種や職種によって特徴的な質問を加えるとか、ですかね。一方で、人間の行動計測という手法から心理的安全性の高低を導き出す方法もありそうです。
よさ会議が科学的にチームの生産性を上げられる理由ヨシヒロです。どうも。よさラボが提供する「チームのよさがみえる会議」、通称「よさ会議」ですが、体感された方は「なんか分かんないけど直感的...
いろいろ研究してみたいですね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- チームの心理的安全性を高めたい
- 安心して意見を言い合えるチームにしたい
- メンバーの強みが活かされるチームにしたい
- 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
- 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい
そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。
まずはちょっと体験してみたい、という方にはこちらの「チームのよさがみえるセミナー」がおすすめです。直近の開催日程はこちらから。