心理的安全性

バランスのとれた心理的安全性を取り入れよう

よさラボサポーターのヨシヒロです。こんにちは!

最近、個人的にnote.muに記事を書いているのですが、先日『こんな世の中だったらいいな』という投稿コンテストをやっていたので、心理的安全性に関する記事を投稿しました。僕の想いはまさに、『心理的安全な世の中だったらいいな』なので。

“守りと攻め”ってなに?って思った方はぜひnoteの記事を読んでいただくとして…

『心理的安全性』という言葉の解釈のされ方はいくつかあるようで、例えば、組織の中で怒られない、いじめられない、恐れることがない…だから心理的に安全です、という解釈もひとつです。間違ってはないのですが、これだけではこの言葉の意味を全て理解したとは言えません。

ここが、心理的安全性について多くの人が勘違いしたり、あるいは見落としがちなポイントだと思うんですよね。この見落としがちなポイントについて、今日はお話ししたいと思います。

Contents

受動的な心理的安全、能動的な心理的安全

「心理的安全性が高い」と聞くと、特にこの言葉を初めて聞いた人は、「怒られたり、不安になったり、恐れたりすることのない、安心できる環境」というものを想像して、それはつまり仲良しグループってことね!と理解してしまうみたいです。

心理的に安全な環境とは、単なる仲良しグループのことではないヨシヒロです。こんにちは!さて、過去6回にわたってお伝えしてきました「チームの心理的安全性を高めるメリット」シリーズ記事もいよいよ今回で...

そうじゃないよ!って話は以前の記事に書いたのですが、心理的安全は単なる仲良しチームを指す言葉じゃないんですね。いや、もちろん仲良しでもいいんですけどね。でも、それだけでは心理的安全性という言葉の一部しか理解できていないことになります。

心理的安全性って言葉は、もともと組織開発に関わる研究から出てきた言葉です。組織開発とは、組織として成果を出すための施策を能動的におこなうことだと思います。

さっき紹介したnoteの記事『心理的安全性には“守りと攻め”がある』に書いたのはまさにこの話で、怒られない・不安にさせられないという意味でどちらかと言うと受動的(守り)な心理的安全と、組織の目標を達成するための能動的(攻め)な心理的安全の2つの側面があるという話です。

守りと攻め、どちらが大事か

じゃぁ守りと攻め、どちらが大事なのか。答えは“どちらも大事”です。チームメンバー皆が「このチームは安心感がありますね。居心地がいいですね。」で終わってしまっては単なる仲良しチームと言われかねない。じゃぁその居心地の良さがなくて、「心理的安全が大事なのでお互いバンバン意見出しあいましょう」と言っても、いきなりできるものでもない。

サッカーでも守りと攻めが必要です。11人全員が本田圭佑みたいなチームだったら、たぶん負けますw

野球でも守りと攻めが必要です。全く攻めない(=バットを振らない)チームだったら、勝てるはずがありません。

逆も然り、です。全員ゴールキーパー(守り)とか、外野めんどくせーっす、みたいなことでは結果としてチームは成り立たないですよね。(極端ですがw)

要するにバランスだと思いますが、心理的安全という考え方においても、守りの部分と攻めの部分の両方が必要なんです。

どうすればバランスよく心理的安全性を高められるのか

心理的安全性について、まずは偏った知識ではなく、正しい理解が必要だと思います。僕も「心理的安全」の全てを知っているわけではありませんが、人より多くの時間、このことについて考えている分だけ、様々な視点から理解していると自負しています。

だから、このブログを通じて心理的安全の理解が進むように努めていきたいです。

でも、どれだけ知識を詰め込んだって、実践できるかはまた別問題です。結局実践しないと何も身に付かないんです。

じゃぁどうやって実践するか。「このチームは安心・安全だな」という受け取る方の心理的安全を感じながら、「このチームのために貢献しよう、心理的安全な場でもしかしたら反論されるかもしれないリスクをとって発言しよう」という差し出す方の心理的安全を発揮するにはどうすればいいか。

同時に実践するのは難しいことだと思うけど、それができるのが、よさラボが提供するコンテンツだと僕は思っています。

よさカードというツールや、よさ会議という手法を使って、何気ない対話の中で自分のチームの安心感や居心地の良さみたいなのを高め、徐々にチームのミッションに沿った対話を増やしていけば、きっと守りと攻め、両面の心理的安全性をチームにインストールできると思う。

よさ会議が心理的安全性を高めていくプロセスのイメージは、まずは安心・安全な場作りから入り、それをやる中で積極的に発言する土壌作りが進められる感じ。そして、チームの核心に迫る対話に入っていくときには、いい感じになった土壌の中で、リスクを取りながらも発言が自然に出てくるようになっている、という具合でしょうか。

なかなか言葉で説明するのは難しいので、一度体験して欲しいと思います!

個別なセミナーも賜ります!もしよろしければ、DMください。

ABOUT ME
岸田 ヨシヒロ
皆からはキッシーと呼ばれてます。よさラボWEBサイトの運営サポートをやりながら、心理的安全な場を広めたいとも思い、記事も書いています!このようなWEBサイト(ブログ)構築のご相談も賜ります。気軽にご連絡くださいね。
「ここに居られて良かった」と思えるチームになる
  • チームの心理的安全性を高めたい
  • 安心して意見を言い合えるチームにしたい
  • メンバーの強みが活かされるチームにしたい
  • 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
  • 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい

そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。

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