こんにちは。高井ちずこ(チィ)です。
先日、副代表の井上とのミーティングで、あらためて「よさラボのビジョン」や「よさラボが提供できる価値」について話しました。
専門家って何ができるのか、よさラボのやっていくことは何なのか。
そんなとき、私たちは「よさカード」を使います。「心理的安全性の専門家」をテーマによさカードを引き、そこから思うことを出していく。それを5回ほど重ねました。
そのとき引いたカードが、これらです。
1枚ずつに対する説明は割愛しますが、「『どんなふうに見えても、どんなふうに思ってもいい』という想いでやっているね」とか「心理的安全性は難しいことじゃない。普通にあるはずで、いつだって創りだせるはず!」とか「心理的安全性って『感じる』もの。その『体感』をしてもらう専門家だよね、よさラボって!!」とか…
私たちのビジョンを言葉にするための欠片をたくさん、さまざまな切り口から見つけることができました。
この記事では、よさカードを「考えるため」「伝えるため(言葉にするため)」にも使える!ということをお伝えします☆
Contents
アイディアは「きっかけ」があると出てくる
上司に「何かアイディア出してよ」と言われても、そうそう簡単には出てこない。「自分の人生のビジョンを言葉にするぞ!」とノートに向かってうんうん考えても、出てこない。
そんな経験はないでしょうか。
そんなときは、ただただ考え続けるのではなく、「きっかけ」を作ってみましょう。よさカードは、「きっかけ」にぴったりです!
例えば、
と私が思ったとします。思いつくままに書き出していくのも良いですが、ここでよさカードを引いてみます!
1枚目はこちら
あみだくじのカードでした!ここから思ったことは…
でした。思いがけない結果になっても、それを味わい、また次を考えていく。うまくいかない悔しさや残念さも分かち合い、それすらも「きっとこの結果があることが必要だったんだよね」とまた次の一歩を軽やかに踏み出せる。そんなチームでありたいなぁ。
もう1枚いってみます!!
2枚目はこちら
金子みすずさんの有名な詩の一節でした。
さらに思うのは、「違っていてもいい」ではなく、「違っていて、それがいい!」というニュアンスがしっくりくるなぁということ。「違っていてもいいんだよ、大丈夫だよ」ではなくて、「違っているからこそ面白い!」「視点が多くなり、チームの視野が広がる!」「違いは宝!活かすことにワクワクする!」という感覚が、チームにあったらいいなと思っています。
延々と続けてしまいそうなので、今日は2枚にしておきますね(笑)
こんなふうに、よさカードをきっかけにすると(しかもメンバーそれぞれがよさカードをきっかけにして出てきたものをシェアすると)、そこから何かが生まれるかもしれません。
新しい企画が生まれるとまではいかないにしても、自分の考えにあらためて気づいたり、仲間の考えていることが分かったり、ということはほぼ必ずありますね。
大事なのは、前提!
ここで大事なのは、実は「前提」です。
よさカードを引いて、思いついたことを言うときに、自分が、チーム全体が、どんな前提を持っていることが大切なのか。
どんなことを言ってもOK。自分の中からも、メンバーの中からも、何が出てきてもOK。そして、何も出てこなくてもOK、なのです。
この前提がなかったら。
「無理にでもアイディアを絞り出さねばならない」という苦しい時間になってしまうかもしれません。(無理に絞り出す、ということをしたくないから、きっかけとしてよさカードを使うのです)
この前提がなかったら。「誰もが納得するような素晴らしいアイディアを出すべき!(そうでないなら発言してはならない)」という空気だとしたら。
大きなプレッシャーで、自由な発想からはほど遠くなってしまうでしょう。
この前提を押さえた上で、よさカードをきっかけに考えたりアイディアを出したりすることを体験してみてほしいなと思います!
おわりに
よさカードを使ってみたい!その「前提」を本当にチームの前提とするにはどうすれば良いか知りたい!と思った方は、よさラボのセミナーにご参加くださいね。
「何が出てきてもOK!」な空気感を体感していただくことには自信があります♪その前提のもとで、あなたの内側からどんなアイディアが出てくるのかを楽しみにご参加ください。
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