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よさラボがマグネットスペースをプロデュースするならば

こんにちは。高井ちずこ(チィ)です。

先日、「マグネットスペース」というものの存在を知りました。

マグネット…磁石… スペース…場所…
「磁場」のことかな??
高井
高井
違います~!これから紹介しますね!

Contents

マグネットスペースとは?

マグネットスペースとは、磁場のことではなく(ちなみに磁場は英語で magnetic field)、「磁石(マグネット)が引き合うように『オフィス内の人々が自然に集まるスペース』」のことです。

「ここに○時に集合!」と決めて集まる会議室などではなく、休憩コーナーや給湯室、コピー機の周りなど、用事や休憩で訪れる場所のことを指します。
これらは自然に「マグネットスペース化」した場所ですが、最近はそのメリットを感じて、新たにマグネットスペースをつくるということも注目されているようです。
休憩コーナーをつくって、コーヒーマシンやお菓子とともに簡易テーブルや椅子を置いたり…
コピー機の近くに文房具などの予備もまとめて置くようにし、用事があって来る社員同士のちょっとしたコミュニケーションが生まれる頻度を高めたり…

主に、場所(どこをマグネットスペースとするか)や設備(何をマグネットスペースに置くか)、空間(どんなデザインとするか)という、オフィスデザインの側面から注目されることが多い印象です。

マグネットスペースのメリット

マグネットスペースには、どんなメリットがあるのでしょうか。

一言で言うならば、「コミュニケーションが生まれやすくなる」。なのですが、もう少し詳しく見てみます!
(「オフィス・店舗まるごとNAVI」さんの こちらの記事を参考にさせていただきました!「オフィスでのコミュニケーションを円滑にする『マグネットスペース』とは?」

社内のコミュニケーションの場となる

人が集まり、自然に会話が生まれる、社員同士のコミュニケーションの場となります。マグネットスペースは会議など「話し合うために」集まる場所ではなく、コピーを取りに行ったりコーヒーを飲みに行ったりと「別の用事があって訪れる場所」なので、かしこまる必要がなく気軽なコミュニケーションが生まれやすそうです。

この、かしこまることのない気軽なコミュニケーションや自然な対話というのは、よさラボが大切にしている空気感と合致します。

高井
高井
マグネットスペースがますます気になってきました!

他部署の人と関わりを持てる

複数の部署の社員が集まるマグネットスペースがあれば、他部署・他チームなど普段の仕事ではあまり関わらない人と出会う機会も生まれます。
業務内ではなかなかコミュニケーションを取る機会のない人と話すことで、部署間の相互理解が進み、協力・連携がしやすくなりそうです。

創造性・生産性の向上

仕事中のスペースとは異なる環境でリフレッシュできる、というメリットもありそうです。
また、他部署の人との何気ない会話をきっかけに、仕事に関して気づきを得たり、新しいアイデアをひらめいたりすることも多いもの。創造性・生産性の向上も期待できますね。

マグネットスペースの「仕掛け」

既出のように、マグネットスペースはオフィスデザインの側面から注目されることが多い印象です。
「どこをマグネットスペースにしようか」「どんなデザインにしようか」を決めなければ始まらないので、当然と言えば当然です。

高井
高井
よさラボは、マグネットスペースに「仕掛け」を考えたいなぁ

と、思いました!

ここからは、私のざっくばらんな妄想になります(笑)
よさラボが、マグネットスペースの「仕掛け」をプロデュースするとしたら。
よろしければお付き合いください。

マグネットスペースの定番は、よさカード!

マグネットスペースには、よさカードを1組置いておきたいものです。


コーヒーを飲みながら、1枚引いて「最近嬉しかったこと」を話してみたり。
「今、●●の企画を練ってるんだけどイマイチなんだよね~」という同僚がいたら、よさカードを引いて突拍子もない思い付きを話してみたり。

  • 誰かと話して、リフレッシュ!
  • 自分の気持ちや状態に気づいて整理できた!
  • 話した相手の想いや価値観を知って、親近感が湧いた!
  • 思いがけずいいアイディアをもらえた!

なんてことが、ものの10分の間に起こって、席に戻ったらどんどん仕事が進んじゃう♪
そんな仕掛けです。

こんなところに質問が!!

コーヒーを淹れるカップに、ランダムに質問を書いておくというのはいかがでしょうか。

よさカード「テーマカード ミニよさ会議」より

「最近うまくいっていることは何ですか?」
たまたま手元にきたその質問から、新たな気づきを得られるかもしれません。

「今日してみたい 小さな工夫は何ですか?」
この答えをコーヒーを一緒に飲んでいる同僚に聞いてみたら、思いがけない仕事のコツを聞けるかもしれません。

もちろん、質問に必ず答えなければならない、というわけではありません。でも、人は質問を目にすると無意識に答えを探そうとするもの。そこから会話が生まれたり、成長のヒントになる答えを見つけたりすることもありそう。

最近人気の「1on1ミーティング」を取り入れている企業や、上司が部下にコーチング的な関わりをするのが望ましい場合などは、自然に質問に触れることで質問力の向上も期待できるかもしれません!

高井
高井
カップに載せる質問を社内公募する、なんていうのもいいですね!

お菓子を買ったら…

マグネットスペースに設置するものとして、「オフィスコンビニ」「オフィスグリコ」などの、いわゆる置き菓子もよく採用されているアイディアのようです。
チョコやスナック菓子、柿の種や酢昆布など(笑)のお菓子が置いてあり、好きなときに指定の貯金箱に100円(例)入れて買える、というサービス。

それを導入するならば…こうしましょう!

お菓子を一つ買うと、小さなおまけのお菓子がついてきます。おまけには、ランダムに社員の名前が書いてあり、買った人がその方にプレゼント!
その際、ただお菓子を渡すだけでなく、小さなカードに一言メッセージを添えるのがルール♪
「○○してくれてありがとう!」
「●●さんの丁寧に仕事をするところ、実は尊敬しています!」
というような、相手の「よさ」を伝えるよさメッセージもプレゼントするのです。

おまけに名前を書いてセットするのがちょっと大変かもしれませんが(笑)。

お菓子で糖分補給&気分転換♪はもちろんのこと、他にも

  • さまざまな社員同士のコミュニケーションが生まれる
  • 相手の「よさ」に着目することができる
  • 思いがけない「よさ」を伝えてもらい、自分の強み発見ができる

などの素敵なメリットがある「仕掛け」です!

まだまだどれだけでも妄想できそうなのですが(笑)、この記事が終わらなくなるといけないので、このへんで…

マグネットスペースという概念がとてもいいなと感じたので、オフィスデザインにとどまらず、さらにコミュニケーションの質を高め、心理的安全性が自然に高まる仕掛けがあったら♪と思ったのでした。

高井
高井
ご希望がありましたら、あなたのチームのマグネットスペースの仕掛けをプロデュースします♪
ABOUT ME
高井ちずこ
よさラボの代表をしています。得意なことは場づくり、初動の推進力、カタチにすること。これらを活かし、よさラボでは主にファシリテーション、コンテンツづくり、突っ走り役を担っています!
「ここに居られて良かった」と思えるチームになる
  • チームの心理的安全性を高めたい
  • 安心して意見を言い合えるチームにしたい
  • メンバーの強みが活かされるチームにしたい
  • 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
  • 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい

そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。

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