ヨシヒロです。どうも。
「エンジニア」という職業にとって、アイデアを不安なく、臆することなく発信できる場はとても大事だと感じます。何を隠そう、自分もエンジニアと呼ばれる職業をもつ一人だから、強くそう感じます。
エンジニアが柔軟なアイデアでイノベーションを起こしていくためには、「こんなショボいアイデア、言っても笑われるだけだろう…」とか「周りは僕より専門性高い人ばかりなのに、こんな簡単なアイデア恥ずかしくて言えない…」みたいなことを思っていては何も始まりません。
なんて言いません。安心してください(笑)
やっぱりそういうアイデアが自然とシェアされるような場が必要だと思うんですね。そんな“場づくり”に定評のあるスコラ・コンサルトさんの有志メンバーが中心となって展開されている『エンジニアLink』という活動を、今日はご紹介したいと思います。
僕がエンジニアLinkに参加して感じていることと、よさラボとの共通点や違いも考えてみます。
Contents
エンジニアLinkとは?
エンジニアLinkとは、その名のとおり、エンジニアが集い、エンジニアを繋ぎ、新たなアイデアを発掘したり、それぞれの仕事をワクワクするような面白い仕事にしていこう!という取り組みです。僕の下手な説明よりエンジニアLinkのWEBページを見ていただくのが早いし間違いないので(笑)一度のぞいてみてください!下の画像をクリックすると新しいタブでページを開きます。

「エンジニア」と一括りに言っていますが、その中には様々な業種・職種の人たちがいます。職種で言えば、現場でモノづくりをする人もいるし、モノからは少し離れて研究をやってる人もいるし、専門性を活かして営業に近い仕事をしている人もいるし、ほんと色々なんですね。
そんな日本中のエンジニアが集まってワイワイガヤガヤ、たいていは夜な夜な(笑)楽しく語り合っているのがエンジニアLinkという場です。
しがらみがないことは心理的安全につながる?
エンジニアLinkに参加するようになって個人的に感じたことがあります。それは、自分が務める会社内とは違って何のしがらみもない場(=エンジニアLink)の方が、心理的安全性を感じられ自由にアイデアをシェアできる、ということです。
もしかするとこの感覚は、入社して10年近く経った社員、しかもそれほど大きな職場の異動などがなかった僕だから感じたことなのかもしれません。平たく言えば、職場で新鮮さを感じられていなかった、ということですかね(笑)
僕の職場は決して意見が言いづらい空気感というわけではないのですが、長年ほとんど顔ぶれの変わらないメンバーと仕事をしていると、どうしても新鮮さはなくなってきますよね。そういう意味で、業種も職種も全然違う、でもエンジニアという大きな共通項がある、というメンバーが集う場にワクワク感を覚えたのかもしれません。
でも、そう感じたら、エンジニアLinkの場で感じられたワクワクや心理的安全な感覚を、自分の職場に持ち帰らないとな!って思います。自分のホームも居心地良い場所にしていかないと、いい仕事もできませんからね。
エンジニアLinkでは様々なワークを用意してくれていて、どれも盛り上がって楽しくていいのですが、やっぱりこういう、仕事ではない、完全な遊びでもない、その間くらいにあって、自分の仕事や好きなことを織り交ぜながら話ができる場っていうのは、アイデアが出やすくていいなと感じます。
この“いい感じの空気感”をいかにして自分の職場へ持ち帰って展開するか。それが今後の僕のやっていきたいテーマ(のひとつ)であります。そんなことを考えるのも、またワクワクしていいですね。
オフサイトミーティングの重要性
仕事でもない、遊びでもない…つまり、仕事・職場からちょっと距離を置いた場所や関係性で語り合う場のことをオフサイトミーティングと呼びますが、スコラ・コンサルトさんではこのオフサイトミーティングも取り入れながら風土改革を手がけられています。って言うか、スコラさんと言えばオフサイトミーティング、オフサイトミーティング と言えばスコラさん、と言ってもいいのかもしれません。
スコラ・コンサルトのプロセスデザイナー(一般的にコンサルタントと呼ばれる職種ですがスコラさんではプロセスデザイナーと呼んでいるそうです)で創業者でもある柴田昌治氏の著書『なぜ会社は変われないのか』にも、オフサイトミーティングとはどんな感じでやるものなのか詳しく出てきますのでぜひ読んで欲しいなと思うのですが、日常と少し距離を置くだけで、心理的安全を高めやすい環境が整うような気がします。
やっぱり、ずーっと同じことを考え続けていたり、ずーっと同じ場所で活動していても、ラチがあかなかったり、煮詰まってきちゃいますよね。仕事のアイデアもお風呂に入っているときに浮かんだりするとかよく言いますけど、それと同じようなもの(?)で、ちょっと本丸と距離を置いて向き合うのが、心理的にも心地よく取り組むことができていいのではないでしょうか。
よさ会議とオフサイトミーティング
一方で、よさラボが提供する「よさカード」や「よさ会議」は、もちろん職場とはちょっと距離を置いた場所でも使えるツールや方法ですが、どちらかと言えば、そのまま自分たちの職場で使うからこそ価値を発揮するツールかなぁと思います。

よさ会議にしても、オフサイトミーティングにしても、共通しているのは心理的安全な場を作ろうとするところだと思います。「心理的安全な場にしましょうね」と直接的に言わなかったとしても、「腹を割って話そう」とか「素直な想いを伝えてみよう」とか「まずは他者の声に耳を傾けよう」とか、言葉は違えど目指すところは同じなのかなぁと思うんですね。
なんだろう…自分の中でもまだきちんと整理ができてないけど、よさ会議とオフサイトミーティングのそれぞれの“よさ”をうまく融合すると、心理的安全性を容易に高め、それをダイレクトに自分の仕事や職場に活かせるような“何か”が生まれるような気もします。オフサイトでよさ会議やるとか?…うん、色々と妄想は膨らむね(笑)
僕はスコラ・コンサルトの社員でも、よさラボの社員でもない(よさラボでは公式サポーターという位置付け)わけなので、それぞれのいいとこ取りをしてうまく自分や自分のチームへ活かしていきたいなぁと思うわけです。ずるいかな?(笑)
おわりに
ということで今回はエンジニアLinkという場をご紹介しました…と言ってもほとんど一言紹介しただけですが…エンジニアLinkの活動の中身はあえてほとんど書きませんでした。東京は五反田のスコラ・コンサルトさんのオフィスで定期的に開催されていますので、エンジニアの皆さん、ぜひ会場でお会いしましょう!僕は三重県在住なので仕事帰りにフラッと参加が難しいのが辛いところなんですが…詳しくはこちら↓
最後にどうでもいいことなんですけど、よさラボ(このWEBサイト)とエンジニアLinkのテーマカラー?同じみたいです。よさカードも黄緑色、エンジニアLinkもよく似た色。どちらも、心理的安全性を大切にする空間というのも共通してるし、黄緑色はそういったことを連想させる色なのかな?

- チームの心理的安全性を高めたい
- 安心して意見を言い合えるチームにしたい
- メンバーの強みが活かされるチームにしたい
- 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
- 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい
そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。
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