ヨシヒロです。どうも。
4月になり、多くの会社で新卒社員や異動してきた人を迎えていることと思います。初めての場所って、緊張しますよね。僕も新卒で入社した十数年前、ガチガチだったことをよく覚えています(汗)
そんな4月と言えば、研修の季節ですね。会社に入ったら即戦力として実務をこなす方もいるでしょうけど、新卒社員はあれやこれやと研修漬けになっていたり、先輩がびっちり付いて仕事を教えてくれたりというシーンも多々ありそうです。
そんな場で、やっぱり気になるのは心理的安全性が担保されているかということ。それでなくても新しく入ってきた側の人間は緊張している中で、なかなか自分の思ってることを言うということは難しいかもしれませんね。
だから、新しいメンバーを受け入れる側の人たちには、ぜひ4月になったら心理的安全について思い出す機会を作ってほしいなと思います。心理的安全性とは何か?についてはこちらの記事をどうぞ。
「心理的安全性」とは「心理的安全性」って?と、なんとなく雰囲気はつかめるものの、どういうものかと言われるとよくわからない。そんな言葉かもしれませんね。実はこ...
Contents
新人研修に取り入れたい!『よさ紹介』
4月は新しい人との出会いも増え、自己紹介をする機会も増えますよね!まずは自己紹介することは欠かせませんよね。ということでここからは、こんなの新人研修でやってみたらいいんじゃない?と思う心理的安全性向上ワークをご紹介!名付けて、自己紹介ならぬ『よさ紹介』です!(注:よさラボが公式に提供しているものではなく、ヨシヒロが妄想したワークです…汗)
よさカードを使った自己紹介=『よさ紹介』
よさラボが提供しているよさカードを使ったワークは、心理的安全性の向上に効果があります!1枚のカードを引いて、そこに描かれている文字や言葉や写真から連想したことを話すという、とてもシンプルなワークですが、この中に心理的安全性を高める要素がギュッと詰まってるんですよね。新しい職場に行くとき、「まぁ自己紹介の時間はあるだろうな」「一言お願いしますって言われるんだろうな」と少し構えてその場に向かうことは誰しも経験があると思うんですよね。そんなとき、おそらくほとんどの人は、話す内容を頭の中でイメージしたり、人によってはメモしておいたりするかもしれませんね。
もちろん、そんな過程を経て出てきた言葉もあなたの言葉であることに間違いはないのですが、本当に心からの言葉かな?その言葉を発している自分は本当の自分の姿かな?って自分に問いかけてみてください。
ちょっとカッコ良く見せようと思ったり、知的に見られたいから四字熟語を使ってみたり、笑顔が大事!とニッコリ顔の練習をしてみたり…いろいろされているのではないでしょうか。何を隠そう、自分がそうだったので、そんなことをしてみたくなる気持ちはよくわかります!(笑)
でも、ほとんどの場合、そうやって用意していった言葉って本当の自分とはちょっと違う一面を見せているような気がするんです。それがダメとは言いませんが、最初から、ありのままの自分の姿で職場に居られること、それを周りが受け止められることが大事だなと思うのです。
だから、よさカードを使った自己紹介はありのままをさらけ出せる感じがいいと思うんです。その場でカードを引いて、おそらく初めて出会う写真や、あまり見慣れない記号や、つい数分前までは頭には浮かんでいなかった言葉を目にして、その場で自分に絡めて紹介する。
え〜そんなの難しい!
と思いますか?でも、心理的安全な場ですよ、という前提をきちんとシェアできていれば、もしカードを見て何も思いつかなければ
思いつきませーん!
というのもOKだし、もしかしたら他の人の自己紹介を聞いているうちに何か思いつくかもしれません。そしたらそのとき、また自分のことを言えばいいのです。だまされたと思って、『よさ紹介』取り入れてみてほしいなと思います!
よさカードの使い方はこのサイトの中の色んなところで出てくるので参考にしてほしいですし、名古屋近隣にお住いの方であれば一度セミナーにも足を運んでみてほしいと思います!
「心理的安全な場である」という大前提
新人研修のように、初めましての人が集まる場でまだ緊張感が高い空気感だと、「こんなこと言っていいかな…」という不安はいつも以上に増大してしまうかもしれません。だから、研修をファシリテートする方には、心理的安全な場を提供することをぜひ意識してほしいなと思います。
よくある話ですが、会議の冒頭などでリーダーや上司的な立場の方が、
今日は何でも遠慮なく発言してもらっていいので!
とか言って会議を始めてくれることがあります。でも、そう言われたところで、
いや…そう言われても…
と思ってしまうことはよくありますよね。心理的安全な場は一瞬で出来上がるものでもなく、どちらかと言うと継続的につくっていく職場風土みたいなものだと思うので、会議や研修の前に一言「心理的安全な場ですからなんでも言ってくださいね〜」と言ったところであまり効果はないかもしれません。
でもやっぱり継続は力なり、なので、1ヶ月間の新人研修なら、毎朝心理的安全の話を繰り返すとか、毎朝一言ずつ参加者が言葉を発する時間を設けるとか、色んなやり方で心理的安全性を高めていけそうな気がします。
これが正解、という方法があるわけでもないので、あなたの職場に合ったやり方を探していってほしいなと思います。どうしたらいいかわからない!なら、よさラボの人にご相談ください。
おわりに
と言うことで今回は、よさカードを新人研修や自己紹介のシーンに取り入れてみては?というご提案でした。
ところで、記事のタイトルに「4月に心理的安全性を学ぶ意義」と書きました。4月は「初めまして」と言う機会も多い季節ですし、新年度で新たなチームで仕事をスタートする人も多いと思うのです。
だから、この時期にチーム力の基本となる心理的安全性を学ぶ意義は大いにあると思うんですよね。かと言っていきなりエドモンドソン教授(心理的安全性という概念の提唱者)の英語の論文を読んで勉強するのはしんどいので(笑)、私たちが4月になれば何気なくやる機会の増える自己紹介に取り入れてみてはどうかと思ったのです。
新たな季節、心理的安全な場が日本中に増えていくことを願っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。
- チームの心理的安全性を高めたい
- 安心して意見を言い合えるチームにしたい
- メンバーの強みが活かされるチームにしたい
- 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
- 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい
そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。
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