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チーム全員で集まるのが難しい場合は? ~シリーズ「教えて、よさラボさん!」~

こんにちは。よさがみえるラボです。

高井
高井
唐突ですが、新たなシリーズを始めます!
井上
井上
それは…「教えて、よさラボさん!」シリーズ!!

チームの心理的安全性を高めることについてお伝えしていると、有り難いことにたくさんのお声をいただきます。
チームに関する疑問、その人が難しいと思っていること、困っていること…同じような疑問や困りごとを持っている方の参考になればいいなと思い、このシリーズを始めることにしました。

Contents

チーム全員で集まることが難しい!

うちのチームは、業務の都合上、
なかなかチーム全員で集まることができないんですよね~。
となると、お互いのことを知るのも難しくなりそうだし、
「よさ会議」もできないでしょ?
高井
高井
ふむふむ。皆それぞれ出張に行っていたり
夜勤を含む交代制だったりするチーム、
もちろんありますよね。
週1回・月1回などの全員集まる会議とかもないですか?
そうなんですよー。
会議はあるけれど、そのとき勤務中の人だけだから
全員は集まれなくて…
井上
井上
大丈夫!いい方法がありますよ♪

出張だらけのチームでも、できた!

井上
井上
こんな実例があるんです。

それは、とあるメーカーの新プロジェクトチーム。
ひとつのテーマに基づいて集められたのは、営業部の人もいればIT担当の人もいる、さまざまな部署に属しているメンバーたちでした。ちなみに、日本・中国・カナダ・タイと国籍も多様。
海外関連の業務に携わる人が多く、それぞれ月に1週間ほどは海外出張がある、という状況でした。入れ替わり立ち代わり出張に行くため、全員が揃うタイミングはほぼ皆無です。

プロジェクトが始まったものの、通常業務に加えての作業になるため「面倒だな」という空気感で、なかなか意見も出ず、進みはイマイチ。
そこで、1ヶ月間、毎朝10分の「ミニよさ会議」を導入することにしました。部署を越えたメンバーが朝の10分だけ集まり、質問の答えや「よさカード」を引いて思ったことを伝え合うのです。

出張に出ているメンバーは当然参加できません。その日に出社しているメンバーのみでの実施です。チームは8人ですが、ミニよさ会議は平均5人ほどで(人が入れ替わりつつ)継続すること、1ヶ月。

高井
高井
メンバーからこんな声が上がりました!
  • 回数を重ねるごとに、表面的な回答から自分をさらけ出す話ができるようになり、信頼関係が深まった
  • 些細なことでも発言しやすくなり、意見の幅が広がった
  • 仕事だけでは気づくことができないメンバーの一面や自分のよさを再発見できた。
  • 相手の考えだけでなく、その考えの背景も理解できると思った。
  • 仕事の一瞬の会話だけで得られる情報は少ない。この試みは、効果的に相手との距離を近づける!
  • 普段の仕事では、他者・自分のことともに「長所を見つける」姿勢が少ないことに気づいた。
井上
井上
いつも全員集まれなくても、これだけの体感があるんですね!

一部のメンバーでも、数人でも、やってみよう!

というわけで。「チーム全員が集まれない」という状況だとしても、一部のメンバーでも、数人でも(チームの中の2人だけでも)、「お互いの価値観を知る」機会を設けることは効果があることです。

可能なメンバーのみでも、「よさ会議」を積み重ねていくということ、始めてみませんか?

まずは、自分のチームの状態に合った「よさしつもん」に、チームの誰かと一緒に答え合ってみるというのもオススメです!
「心理的安全性」診断をしていただくと、結果とともに、ぴったりの「よさしつもん」をプレゼントしていますよ♪

ABOUT ME
よさラボ
よさがみえるラボは2019年4月3日(よさの日)より、法人として新たな一歩を踏み出しました。今後とも私たちの活動を皆様にお届けできることを楽しみにしております!
「ここに居られて良かった」と思えるチームになる
  • チームの心理的安全性を高めたい
  • 安心して意見を言い合えるチームにしたい
  • メンバーの強みが活かされるチームにしたい
  • 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
  • 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい

そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。

まずはちょっと体験してみたい、という方にはこちらの「チームのよさがみえるセミナー」がおすすめです。直近の開催日程はこちらから。