セミナー

リーダーとしての自分のよさ 〜オンラインセミナーより〜

前回好評だった、オンラインセミナー『自分だけの「リーダー像」を見つけよう』を8月26日に追加開催しました。

ご参加いただいた皆さん、本当にありがとうございました。

なんと!前回ご参加いただた方が今回も!

前回参加する前は悩んでいてしんどかったけれど、自分のいいところを再確認して「自分のよさ」に立ち戻れました。
私には定期的な参加が必要だと思って、今回も参加しました。

と嬉しい言葉をいただきました。

 

今回もご参加いただいた方の「きっかけ」は様々でしたが、「このチームをよくしたい」「どんなリーダーであったらいいのか」という想いや、「自分はどうあるといいのか」という素直な部分をお話されていて、スタート時からあたたかい雰囲気でした。

 

Contents

それぞれのリーダーのタイプ

 

セミナーの中では、今回もEQ(心の知能指数)を提唱したダニエル・ゴールマン氏が分類したリーダーシップの6タイプを参考に、ご自分のタイプを分析していただきました。

自分らしいリーダーシップを見つけよう あなたは、そんなふうに思ってはいないでしょうか。 また、あなたの会社に、そう思って困っている人はいないでしょうか。 ...

「自分のリーダーとしてのタイプはこの中でいうと①、④かな」
「私はこの②を理想と感じているけれど、なかかな…」
などといったシェアからスタート。

皆さんのお話を聴く中で、タイプは人ぞれぞれで違うし、同じ人であっても状況によって発揮されるタイプを変えていく必要があるという意見も出てきました。

例えば平常時であったら、チームメンバーの意見を聴いてチームの信頼感を高める部分を大切にしていることが有効な場合があるでしょう。

しかし時には「緊急事態!」ということもあり得ます。
その際には、強制的な指示命令が必要とされ、活きてくることも。

とは言っても、必要な時に必要なリーダーシップを見極め、それに合わせて必要とされるリーダーシップを発揮するのはなかなか難しいですよね…

 

私はリーダーも一つの役割だと思っています。
自分にとって苦手なところも知っておいて、助けてほしいときにはお願いしますと事前に伝えておいたり、実際に言うようにしていました。

という経験談も出てきました。
なるほど、事前に得手不得手を知っておくことで、事前にチームで補い合えるスタイルを作っておくというのもいいですよね。

確かに一人で何役もするのは難しいですが、そうやって自分のことやチームのことを見て適切なときに適せるに動けるようにしておく、その視点を持つリーダーも素晴らしいと感じました。

 

それぞれのよさ

 

参加者の方には、ご自分が発揮しているであろうリーダーシップタイプについてや、理想とするリーダー像について、よさカードも使いながらお話ししていただきました。

それを全体でシェアすることで、自分と同じ部分、異なる部分を知ることができます。
そして、出てきたことを受けとめ合うということを体験していただきました。

 

人の「よさ」はそれぞれ違います。

今回、よさラボがフィードバックさせていただいた参加者の方のよさは、例えばこんな感じでした。

井上
井上
Aさんは、全体的な視点で物事を見ることがとても素晴らしい特性です。その視点があるので、様々なパターンを事前に想定することができています。
チーム状況、チームメンバーによって自分がどんな役割でいたらいいかを考えられるリーダーだと思うので、それがAさんのよさですね。

またある人のよさは

井上
井上
Bさんは、自身の感覚を捉え伝えることが得意。また、チームメンバーやチームそのものの感覚や感情もキャッチすることができていると思います。
Bさんが得意な「楽しむ気持ち」を活かすことで、その空気感がチームに拡がっていくと思います。

また、今回の参加者の皆さんには共通して「明るさ」という印象がありました。

しかし一言で「明るい」と言っても、
Aさんは「ここに光があるよ、と指し示すことができる明るさ」
Bさんは「優しく包み込む明るさ」
という違いを感じました。

これはきっとご自分のチームにおいて必要とされている「明るさ」を、それぞれもともと持っている中から発揮されているのでしょう。

 

参加者の方からの声

 

最後に皆さんから「今日感じたこと」「気づき」をシェアしていただいた中から、心に残ったものをご紹介いたします。

リーダーという感覚や、理想をイメージするのに役立ちました。今日のセミナーで他の人のよさも見ることができ、自分とは違う他の人のよさをしっかり見ることもまた大切だなと気がつきました。
今後チームメンバーのよさを見ることに活かしていきたいです。

 

前回に引き続き受講しましたが、こうやって定期的に受けることで、自分が自分らしくいられるし、軸が太くなる感じがありました。
前回受講前にはちょっと凹んでいましたが、今回「私、大丈夫!凹んでもどんなんなっても戻ってこられる度が高くなりました!

 

「今感じていることをそのまま言葉にして受けとめ合う」ということで、ご自分の中が整理されたり、大切にしたいことを再度掴まれているんだな、ということが伝わってくるお話ばかりでした。

おわりに

 

リーダーという立場になると、「どうやってみんなを引っ張っていったらいいか」「リーダーとしてどうあるべきか」「みんなはリーダーである自分に何を求めているのか」などの疑問を持つことがあるかもしれません。

ついつい「誰かのためのリーダー像」を考えてしまうこともあるかもしれませんが、もしそうやって迷ったり悩んだりした際には「自分はどんなリーダーでありたいのか」を一度考えることも良いかもしれません。

「自分は〇〇を大切にしていこう」「リーダーとして〇〇という部分を活かしていこう」という想いを再確認することで、見えてくるものがあると思うのです。

 

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ABOUT ME
井上いほこ
よさラボの副代表です。チームで心地よく活動することに高校生の頃から憧れていました。それを体現していけることを日々楽しんでいます。 「想い」を言葉にすることや、よさラボを全体的に見ることを担っています。
「ここに居られて良かった」と思えるチームになる
  • チームの心理的安全性を高めたい
  • 安心して意見を言い合えるチームにしたい
  • メンバーの強みが活かされるチームにしたい
  • 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
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