皆を引っ張っていく器でもないし、どうしよう
あなたは、そんなふうに思ってはいないでしょうか。
また、あなたの会社に、そう思って困っている人はいないでしょうか。
以前属していたチームのリーダーだった先輩のリーダーシップはすごかった。私はあんなふうになれそうにないし…
こんな声も、ときどき耳にします。
この記事では、あらためて「リーダー」「リーダーシップ」について考え、あなたらしいリーダー像をイメージするきっかけをお届けしたいと思います。
Contents
「リーダー」にたった一つの正解はない
「リーダー」と聞くと、どんな人をイメージするでしょうか。
率先してグイグイ引っ張る、カリスマ性の強い人?
「俺についてこい!」と背中で仕事をみせる、実力の高い人?
…たしかに、これらもリーダーシップのスタイルとしてあるものです。でも、そうでなければリーダーではない、ということでもありません。
「リーダー」の在り方に、たった一つの正解はないのです。
大学時代のエピソード(高井)
グイグイ引っ張るタイプでもないし、カリスマ性もないし…
かと言って、背中でみせるほどプレーに長けているのでもない…って。
他大学のチームのキャプテンは、皆カリスマ性があってプレーも上手、「リーダーらしい」リーダーばかりだな、と見えていました。
そしてそうなれない自分はキャプテンに向いていないのだ、とうじうじ悩んでいたのです。(そんなことよりチームのことをもっと考えたら良かったのですが)
でも、今ならば分かります。よさラボのリーダーを務めてみて、私はカリスマ性や技術力で引っ張ることを目指さなくて良いのだと思いました。
ビジョンを示したり場の空気感をつくったりすることでリーダーシップを発揮するタイプだと気づきました。
大学時代、「自分ならではのリーダー像」を見つけることを大切にしたら良かった、とほろ苦い後悔です(笑)
6タイプのリーダーシップ
EQ(心の知能指数)を提唱したダニエル・ゴールマン氏が分類した、リーダーシップの6タイプを簡単にご紹介します。
- ビジョン・リーダーシップ
(目指すビジョンやブレない信念を示す) - コーチング・リーダーシップ
(個々の考えややり方を尊重し、メンバーの行動をサポートする) - 民主主義・リーダーシップ
(意思決定プロセスにメンバーを参加させ、合意のもと進めていく) - 関係重視・リーダーシップ
(メンバー間の関係性や感情を重視し、信頼関係を構築する) - ペースセッター・リーダーシップ
(高い個人技をペースメーカーのように示し、率先して遂行する・背中で引っ張る) - 指示命令・リーダーシップ
(強制的な指示命令によって目標達成を目指す)
あなたらしさを活かしたリーダーシップは、どれでしょうか。
いくつかの組み合わせを考えてみるのも良いかもしれませんね。
自分らしいリーダー像を見つけよう
今なんとなくイメージしている「リーダーってこういうもの」という姿が、いくつもあるリーダーシップの種類のうちの一つに過ぎない、と思われた方もいらっしゃいますよね。
大切なのは、
自分の特性や強み(弱み)を知ること。
それをリーダーとして活かすにはどうするかを考えること。
その上で、「こんなリーダーになりたい」というリーダー像を描くこと。
そうすれば、闇雲にチームを引っ張ろう!とするのではなく、自分に合ったやり方でチームづくりをしていくことができると思うのです。
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