先日開催したオンラインセミナー『自分だけの「リーダー像」を見つけよう』。
参加いただいた方の「きっかけ」は各々によって様々でしたが、皆さん「このチームをよくしたい」「どんなリーダーであったらいいのか」という部分は共通した想いだったと思います。
さて、今日はそんな中からAさんの「よさ」にスポットを当てて、どんなセミナーであったかお話したいと思います。
Contents
参加のきっかけ
とあるチームのリーダーであるAさん。
自分はどんな立場でいたらいいか、迷ってしまいます。
身体的な疲れもあって自分らしさが欠けているということもお話されていました。
そんなこともあり、楽しさから遠ざかっている気がするとも。
ということで、セミナーに参加してくださいました。
セミナー中、よさカードを引いてみて
セミナー中は、EQ(心の知能指数)を提唱したダニエル・ゴールマン氏が分類したリーダーシップの6タイプを参考に、ご自分のタイプを分析していただく時間も。
それによって客観的に自分がどんなタイプに属するのか(ほとんどの方は、複数のタイプを併せ持っているパターンが多いと思います)を知ることで、改めて「自分にはこういう部分があるかも」と一歩引いて感じる時間となりました。
その後、よさカードを引いてもらって感じたことをシェアしてもらいました。
この「よさカード」。
カードに書いていることそのものはフラットな言葉や写真が並ぶため、そこから自由に自分のことを連想してもらうことができます。
Aさんは
とお話されていました。
理想と現実にあるギャップに「どうしたら」と思われていたようですが、「それでも自分が大切にしたいこと」を言葉にされたときには、力強さが漲っていました。
自分の中だけで考えていることは、自分の状態が不安であったりするとすぐに「それでも…」と打ち消そうとしたり、「いやいやそんなことより、こっちだ」と理論的に考えようとします。
しかしこうやって感じたことを、言葉にして(書いたりするのでもいいと思います)他の皆さんにシェアすることで、「自分が大切にしたいもの」や「感じていたこと」を改めて自身で知ることができます。
今回のAさんも、「チームメンバーの想いを大切にすること」が、リーダーとしての自分が(もしかしたらリーダーとしての立場でないときでも)心地よくやっていけることだと、再認識されたようでした。
よさラボからのフィードバック
セミナー終盤では、よさラボから「その人の“よさ”」をフィードバックする時間がありました。
Aさんには
チームメンバーをよく見ていて、その人が考えていること感じていることを大切にしたいという想いがとても伝わってくるので、ご自身が大切にしているその想いをぜひどんな形でもチームメンバーに伝える機会を作ってみることを意識してみてはいかがでしょう。
とお伝えしました。
後日いただいた感想より
Aさんからは
という言葉をいただきました。
リーダーとして既に「チームメンバーの想いを大切にしている」Aさん。
実務に追われて業務に忙殺されているときに、ついその「大切にしたい」気持ちがないがしろになっているのでは?という思いに駆られるともお話されていました。
しかし、常日頃からAさんの在り方をチームメンバーに伝えることで、Aさんはさらに「リーダーとしてこうありたい」という姿に近づいている実感を得られると思います。
おわりに
リーダーとしての形は、リーダーの数だけ、チームの数だけあると思います。
今回のAさんも既にAさんのチームに必要なリーダーとなっていると感じました。
迷うことも悩むこともあると思いますが、このように「自分の軸」に立ち戻ることで、よりブレない、そしてさらに目指すリーダーになっていくのだと感じました。
最後に、Aさんからはセミナーの最後にいただいた言葉をご紹介します。
ありがたく嬉しい言葉です。
ぜひ職場でも今回Aさんが体感されたように「感じていることをそのまま伝え、受けとめ合える」機会を作っていただけたら、と思います。
また、このセミナーと同内容で、追加開催が決定しました。
詳しくはこちらから。
ご参加お待ちしております。
- チームの心理的安全性を高めたい
- 安心して意見を言い合えるチームにしたい
- メンバーの強みが活かされるチームにしたい
- 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
- 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい
そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。
まずはちょっと体験してみたい、という方にはこちらの「チームのよさがみえるセミナー」がおすすめです。直近の開催日程はこちらから。