チームというのは複数人の集まりなので、そこにいる人数分の価値観、考え、意見がありますよね。
人数が増えれば増えるほど、その違いは目に見えてくると思いますが、人数が少なくても違いは存在します。
そういったときについこんなことを思ってしまいませんか。
なんとかうまくチームとして動いていきたい!と思う人ほど、こういった違いをどう扱ったらいいか悩んでしまうこともあるかもしれませんね。
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いろいろなことが「違う」私たち
「よさがみえるラボ」の私たちは、いろんなことが違います。
趣味から始まって、得意なこと、苦手なこと、様々なことに関する価値観…
同じということも確かにありますが、「違うな」と感じることの方が断然多いのです。
活動していく中でも、大切にしたい部分が大きく違います。
それぞれの大切にしたい部分は、お互い自分の中にも確かに持っているのですが…熱量が違うのです。
そして、活動していく中で出てくるタスクについても、つい自分の苦手な部分をお願いするときには「こんなの頼んでいいかな?」と思ってしまいがちでした。
例えばこんなこと。
そんなときに私たちが「これを大切にしていたから、違っていてもうまくやってこれた」というのがこちらです。
実際にやってきた2つのポイント
- 普段からその時々の気持ちを伝えあう
- その気持ちを確認し合う
別件の●●の文章作成はどう?今、どんな気持ちで進めているか教えてもらっていい?
などなど。
いきなりそういう「気持ち」やそれぞれの「価値観」を聴く、というのは「え?なんで?今いきなり?」ということにもなりがちなので(笑)、そういうときには「よさカード」を使ったり、ミーティングに入る前に「チェックイン」として今の気持ちをシェアし合う場所を、改めて設けたりするのも、確認するハードルが下がっていいかもしれませんね。
その他、今進めている案件をテーマによさカードを引いて、お互いの気持ちをシェアしたり、単に「今の気持ち」をシェアしてみる時間を取ったり。
「何を考えているのかわからないから、その部分を自分で勝手に推測する」というのは、ついやりがちですが、そこには大きなエネルギー消費を伴います。
そこを「本人の口から」「本人の気持ち」を聴き、お互いシェアし合うことで、この推測に費やしているエネルギーを他の部分に使えたらいいんじゃないかと思います。
おわりに
なにより「安心して気持ちを言える場」が、そこにあることで、こういったそれぞれの違いを、単なる「違い」として受けとめ合うことができます。
その違いは「どうにかしなければいけないこと」でも「無理に一緒にしなければいけないこと」でもありません。
「どうやったらその『違い』をこのチームで活かせるか」を考えられる、チームにとっての大切な「宝」なのです。
同じ能力で同じ価値観の人たちの集まりではないからこそ、一人では成しえないことができたり、さらに新しいことに取り組んでいけるのが、チームの醍醐味。
ぜひ、気軽に伝え合うという場を、少人数からでもいいので、設けてみてください。
この記事でお伝えした内容についてお話している動画もご紹介しておきます。
- チームの心理的安全性を高めたい
- 安心して意見を言い合えるチームにしたい
- メンバーの強みが活かされるチームにしたい
- 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
- 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい
そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。
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