最近読んだ本で見かけた一節です。
部下は自らのストーリーを語ることで認められたと感じます。
部下は自らのストーリーを語ることで自分が何をすべきかがわかります。
部下は自らのストーリーを語ることで成長します。
(川上徹也 著「仕事はストーリーで動かそう」より)
また、何カ月か前から話題の「ティール組織」でも、ティール組織の三つの突破口のうちのひとつ、「全体性」(ありのままの自分で職場にいられる)を呼び起こすために重要な要素として、「ストーリーテリング(物語ること)」に言及されています。
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本音を言える関わり合いは、組織において互いの信頼を育みます。
そうなれば、個々の
「このチームにいられて良かった」
「このチームや仲間のために貢献したい」
という気持ちも強くなるでしょう。
本音を言っても大丈夫、という空気感。
つまり「心理的安全性」を高めるためには、お互いを知ることが大切です。
お互いの何がわかると、安心できるのか。
信頼できるのか。
わたしたちは、お互いの「価値観」だと考えています。
「どんなときにどう感じるか」ということです。
それをお互いに知るために「ストーリーを語る」というのは、かなりパワフルな方法だと思います。
データに基づく賛否の意見を表明するのでもなく、出身地や仕事内容や家族構成を伝え合うのでもなく、何か「ストーリー」を語るということ。
どんな出来事に出会って、それについてどう感じたのか。
どんなことを大切にしていて、だからどんな行動をしたのか。
どんな願いを持っていて、何に向かっているのか。
そのストーリーがとても小さな日常の一コマについてだとしても、その人の何らかの「価値観」が感じられるものです。
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ただ、おそらく日本人の多くは特に、
「あなたを表すストーリーを語ってください」
なんて言われたら、構えてしまうと思います。
そんな大層なストーリーは持ち合わせておりません!と、口をつぐんでしまうかもしれません。
でも、前述したように、日常のほんの小さなこともその人の「ストーリー」。
たとえば、
「窓を開けて太陽の光を浴びながら伸びをするのが
毎朝のルーティーンなの」
という人がいたら。
いつから始めたことで…
それをするとこんな気持ちになれて…
毎日していると季節の変化に気づく…
といったことを聞くと、
「一日の始まりを大切にしているんだな」とか
「継続や習慣化が上手なんだな」とか
「物事を丁寧にみているんだな」とか
何らかのその人の価値観が感じられます。
だから、ストーリーは構えずに気軽に語ると良いなと思うのです。
「よさカード」は、それを可能にするツールだと思っています。
本人が「ストーリーを語ろう」と思わなくても、その人の価値観がわかるストーリーが自然に語られる。
そんなシーンをこれまでたくさん見てきました。
気軽に気楽に、自然にストーリーを語り合える。
そんな空気感のチームになったら素敵ですよね。
そんなよさカードを体験してみたい!
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- チームの心理的安全性を高めたい
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