会議には様々なものがありますが、メンバーからのアイディアをどんどん出してほしいという場合もありますよね。
しかし、そんな場合にリーダー(または進行役)からこんな意見も聞きます。
今回は、方向性を確認しつつアイディアがどんどん出てくる会議にするためのポイントをお話します。
Contents
会議の前にやるといいこと
まず会議の前に参加者全員で「この会議に参加している」「今回の会議はこれについて話し合う場なのだ」ということを確認し合うために、「チェックイン」をすることをおススメします。
チェックインは、場の安心感を高め、その場に積極的に参加するために有効です。
チェックインのお題はどんなものであってもいいと思うのですが、今回は「会議中に迷子にならないため」にこちらの質問をオススメします。
『この会議が終わったとき、どうなっていたら最高ですか?』
この答えを各自ノートなどの紙に書いてから全員でシェアします。
紙に書くことで、改めて自分の思っていることを客観的に眺めることができますし、会議中も「あ、そうだった」と確認することができます。
また全員の意見をシェアし受けとめ合うことで、会議に対して主体的に参加することができます。
実際のアイディア出しの際にやってみるといいこと
①よさカードを使って
さあ、次は実際のアイディア出しの場面です。
チェックインの段階で、安心して意見を出せる場のための準備ができている(完璧でなくてもOKですよ)ので、思いついたことをどんどん出し合えるといいですよね。
とは言ってもいきなり「はい!アイディアを出してください」と言っても難しい場合も。
その場合にぜひ使ってほしいのが「よさカード」です。
一見、議題に関係ないようなことが書かれているカードですが、だからこそ自由にアイディアを出せるためのツールになります。
連想したこと、関係ないけれど思いついたことなどを自由に出してもらいましょう。
私たちよさラボでもブレインストーミングとしてですが、使ったりしています。
その際の動画があるので、参考にしてみて下さい(こんな軽い感じですが、どんどんアイディアが出てきました)
②小グループに分けてのアイディア出し
また、参加者がある程度いる場合は、小グループに分けてアイディア出しをするのも効果的です。
それぞれで一定時間アイディアを出し、それをまとめて全体の場で発表してもらうやり方です。
こちらは少人数であるため意見も言いやすくなり、心のハードルも下がります。
またグループに分けているため、アイディア出しにかける時間も短く済むという利点があります。
ちょっと煮詰まってきたな、などと感じたら適宜やってみて下さい。
おわりに
ちゃんとしたアイディアでなければ!などと考えると、なかなか意見が出にくいものですが、今回提案したやり方で「思ったことをどんどん言っていいんだ」と思って、楽しくアイディアが出てくる場になればいいですよね。
最後に、進行役(ファシリテーター)の方には、少しだけ意識しておいてほしいことがあります。
それはこちらです。
「今はどんどん意見を出す時だ」「今は意見を集約し、まとめる時間だ」などを心に留めて、また時折「道から逸れていないか?」をチェックしてみてくださいね。
そして「やってみてこうだった」「こういう場合はどうしたらいい?」など感想や疑問、ご意見などありましたら、ぜひ下記お問い合わせフォームからお聞かせください。
私たちもそういった声をいっぱい聞きたいと思っています。
どんな風に意見が出てくるか実際に試してみたい!という方や、よさカードを体験してみたい!という方は、無料体験も受け付けておりますのでどうぞ。
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