こんにちは、高井ちずこ(チィ)です。
先日、あるイベントの打合せに行きました。当日の全体進行(ファシリテーション)をご依頼いただいたのです。そこで「対話」に関して感じることがあったので、それについて書いてみようと思います!
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「対話」とは
よさラボが提供している「よさ会議」は、対話を中心として進めています。よさ会議の前身である「あなたの良さがみえるcafe(良さcafe)」は「対話のワークショップ」。
「対話」の定義は、厳密に言えば人によって違うのかもしれません。
辞書を引いてみました。(厳密には、「検索してみました」)
向かい合って話し合うこと。また、その話。 使用例:「市長が住民と対話する」
(デジタル大辞泉)
…「会話」との違いがよくわかりませんね。
広義には2人以上の人物間の思考の交流をいい,広く文学的表現法として用いられるが,特に哲学では問答によって哲学的主題を追究していく形式。プラトンをはじめ,古代ギリシア・ローマ哲学で用いられ,中世,近世でも,宗教,政治,経済などの論争的思想の表現として対話形式がとられた。現代では特に実存主義的傾向のある M.ブーバーが,我と汝という形而上学的な関連において,対話による出会いの哲学を展開している。 (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
「2人以上の人物間の思考の交流」。なるほど、「会話」との違いが少し感じられますかね…
もうひとつ。
「雑談」「対話」「議論」の違い
「雑談」=<雰囲気:自由なムード>の中での、<話の中身:たわむれのおしゃべり>
「対話」=<雰囲気:自由なムード>の中での、<話の中身:真剣な話し合い>
「議論」=<雰囲気:緊迫したムード>の中での、<話の中身:真剣な話し合い>「いくつかの選択肢があったうちのどれが正しいか、論を戦わせ、どちらかを捨てて、どちらかをとる」ということが「議論の」典型的なかたちであり、それを効率化したものが「いい議論」ということです。「対話」というのは、それとはまったく異なるプロセスです。勝ち負けを決めるディベートでもなければ、互いに最大の利益を追求する取引でもない。むしろ、前提となっている選択肢の可能性をもう一度探るとか、評価の基準そのものを再吟味するといった方向に話し合いを進めていきます。結論を出したり、意思決定を下したりすることが目的ではないので、「対話」が「議論」に置き換え可能というわけではなく、両者は補完関係にあります。 ( 『ダイアローグ 対話する組織』 中原淳、長岡健 )
こちらも参考になります。
わたしたちの中での「対話」とは?(ワールド・カフェ・ネット)
難しいのですが、あえて現時点で私が定義してみるとすれば…
でしょうか(笑)。いつかまた、この定義は更新するかもしれません。
「対話、苦手です」
さて、冒頭で触れた、私がファシリテーターを務める予定のイベントは、こちら。
よさ会議を行うのではありませんが、よさ会議のように「対話」を中心として、自分に問いかけ、周りの人たちとシェアをしながら、「医療が、生き方が、こうなったらいい!」を描いていきます。(医療、介護、看取りなどに関わっている方、想いのある方、ぜひご参加ください)
打合せでは、医療や介護に関わる数名の方にご協力いただき、当日のワークを試しに行ってみました。
こんな声が多かったのですが…
トライアルを終えて、こんなご感想をいただきました。
- 「こうして話す場って大事だと思った!エネルギーが生まれるのが分かった」
- 「人と話すことで、本当の望みが見えてきて、それを自分で肯定的に捉えることができたのが嬉しい!」
- 「人前で話すのは苦手だけれど、ワークの中で素直に皆に助けを求めることができた。思いつかないとき、言葉にならないとき、「お願いします」って言えたのが良かった」
などなど。
とてもエネルギーに満ちた場になりました。試しに少人数で行った練習の場でこうなっちゃうなら、当日はどうなっちゃうんだろう!と、私も楽しみです。
「対話」の豊かさ
「対話って何?」「こういうワーク、苦手」とおっしゃっていた方が、「来て良かった!」と感じられる場をつくれたことは、本当に嬉しかったです。
と同時に、まだまだ、自分との対話も、誰かとの対話も、その喜びを経験したことがない人も多いのだろうな、と思いました。
例えば職場で、普段のコミュニケーションがダメ出しや批判でいっぱいだとすれば、「対話」どころか「会話」すら交わしたくなくなるでしょう。
心理的安全性の低いチームの中で、「怒られないように」「浮かないように」仕事をしているのならば、自分を抑え、表現しなくなっていくでしょう。
すると、誰かとの対話はもちろん、自分との対話も減っていき、自分の気持ちや望みが自分でも分からない!という状態になっていくことも。
安心して、想いや気持ちをそのまま分かち合うことができる。
そこからお互いに気づきを得たり、自分の内側のこたえを見つけたりできる。
でも、心理的安全性が低く、何かを発言したら攻撃される、整理して話さないと「何が言いたいの?」と突っ込まれてしまう、そんな場に身をおいていたら「対話」は怖いもののように感じられる。それも分かります。
「人と話すって苦手だ」とか「対話って嫌だな…」と思っている方は、そういう体験が多かったり、強烈だったりしたのだと思います。そんな方こそ、よさラボが提供する場の「よさよさな」(=心理的安全性の高い)場を体感してみていただきたい!(その「苦手」や「嫌悪感」は、「人と話す」「表現する」「対話をする」に対してではなくて、「受けとめてもらえない(だろう)」ということに対する気持ちだと思うのです)
本当に安心感と「受けとめ合う」ということに満ちた場での「対話」の豊かさを感じる人が増えますように。いつもそんな中で対話をできるチームでいっぱいになりますように。
- チームの心理的安全性を高めたい
- 安心して意見を言い合えるチームにしたい
- メンバーの強みが活かされるチームにしたい
- 「このチームにいられてよかった!」と思える場をつくりたい
- 「ここで力を発揮したい!」と皆が積極的に思えるチームにしたい
そんなあなたや、あなたのチームにオススメなのが「チームのよさがみえる会議」です。あなたの会社にファシリテーターがお伺いして心理的安全性の高い場作りのお手伝いをします。お気軽にお問い合わせください。
まずはちょっと体験してみたい、という方にはこちらの「チームのよさがみえるセミナー」がおすすめです。直近の開催日程はこちらから。