「チームのよさがみえる会議」代表の高井です。
今日の記事も、採用をテーマに書きますね。
面接でする質問の、目的って…?
あなたの組織で新たな人材を採用したいとき。
面接で、何を聞いていますか?
掘り下げる質問、違う角度からの質問、あんな質問、こんな質問……
をして、採用か不採用か判断していると思います。
その質問の目的は、たった一つに集約される。
ということは押さえているでしょうか?
採用面接で面接官が知るべきことは、たった一つ。
その人が、自社に入ってどうなるのか?
だけです。
つまり、「うちの会社に入った その人の未来」を知りたい。
ドラえもんに出てくる「もしもボックス〜!」でもあれば、実際の未来を見てみることができるので、面接なんて要らないかもしれません。
それができないから、面接を通して「過去と現在のその人」を知り、「未来のその人」を想像する。
ということをしているわけですよね。
でも。勝手な想像は禁物です。
メガネ掛けてるから真面目に働きそうだ、とか
がっしり体型だから度胸がありそうだ、とか
そんな想像をしても、大抵ハズレます。
…さすがにそんな人は いませんかね(笑)
でも、意外にそれに近いことしてしまっていないでしょうか?
「人は見た目が9割」なんて本が売れたこともありましたが、第一印象や見た目に左右されやすいのが人間だと言えるかもしれません。
「ハキハキしているし、笑顔もいい」だけで「採用決定!」としてしまっているとしたら、ミスマッチ(「こんなはずじゃなかった!」問題)が起こる可能性も高いと思います。
面接で大切なのは、その人が自社に入った未来を、できる限り正確に想像すること。
(もうひとつ言うなら、応募者も自分の未来をより正確に想像できる面接であること)。
その(できる限り正確な)想像が「お互いにとってハッピー」なものなら、採用すると決めること。
これが、面接の唯一の目的。
それにはもちろん、
- 仕事にどう取り組むのか?
- お客様に対してどう働きかけるのか?
- チームでどんなポジションを担うのか?
- 自社で働くモチベーションが続くのか?
- 今いるメンバーとうまくやっていけるのか?
細かいところは、また別の記事で書いていきますね。
今日の記事は、
「面接で何を見ればいいか分からない」
「どうやって判断すればいいか分からない」
というお悩みを持つ、クリニックの院長先生やお店の店長さんのお声を耳にして、書きました。
「医療」や「販売・接客」のプロであり、なかなか「採用」については詳しくない。
でも、「採用」をすることもあるし、自社にとって良い「採用」をしたい!
そんな方々のお役に立てたら嬉しいです。
必要そうなお知り合いの方がいらっしゃれば、シェアしてあげてくださいね。
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